勝浦の担々麺に、このおやじあり。どさん子勝浦店

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腹減って待ちきれないの図

担々麺が好きです。
コンビニで新商品のカップ麺が出ればすぐに手を出し、担々麺の専門店が出来たと聞けば飛んでいきます。そのくらい担々麺が好きで、最近良く行っていたのが小川町と神保町の間にある「成都正宗担々麺 つじ田 」、あのつけ麺つじ田の系列です。

さてさて。 勝浦といえば担々麺、らしい。

勝浦のタンタンメンは、当地の海女さん・漁師さんが寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着してきました。メニューの特徴は、通常のゴマ系と違い、醤油ベースのスープにラー油が多く使われたラー油系タンタンメン。具材はミジン切りの玉ネギと挽肉が入ることが一般的で、お店によってニンニク、ニラ、ネギが入ったり、スープも味噌ベースのお店もあったりと各店が特色を生かしたメニューを提供しております。

勝浦タンタンメン船団

とあるのですが、あちこち食べてみたのだけどどうも自分の感覚とはマッチしない。
まぁ、仕方ないさ、と、諦めていた時に見つけたのがこのお店。

どさん子勝浦店にお邪魔したのはお昼を回った午後一時頃でした。

我々は前日から鴨川に泊まっていて、この日の朝ごはんも宿でお腹いっぱい食べていたのですが、お昼になればやっぱりお腹が空きます。外房黒潮ライン128号沿いの通りに面していて位置的には勝浦というよりも御宿に近いのかもしれません。

店に入ると券売機があり、お勧めを訊くと「しょうゆ担々麺」とのことなので迷わずお願いしました。ちなみにご飯がつきます。

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赤い、あくまでも赤くそして透明感のあるスープともやしと絡んだひき肉

待つことしばし、厨房の奥で炒める音が途絶えると真っ赤なスープにもやしとひき肉の乗ったどんぶりが現れました。ぉぉぉ、これぞ担々麺といったラーメンをハフハフしながら脇目もふらずに頂きました。美味しかったです。特にもやし、シャキッとしていて、でもちゃんと火が通っていて、もやしってこんなに美味しかったんだって思いました。

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笑ってください、笑ってとお願いして精一杯の笑顔のおやじさん

食べた後この店のご主人にお話を伺うことが出来ました。

今日、我々がいただいた担々麺はいわゆる勝浦担々麺とは趣の違うものだそうです。どちらかと言うと正統的な担々麺、それを目指して長年研鑽を積まれてきたと伺いました。特にもやしをしゃきっと仕上げる調理法に力を注がれてきたそうです

まだ寒い2月の後半でしたが、ここの担々麺を食べたあとは汗が止まらず、話を伺っている間にも顔から汗が吹き出して、おやじさんに笑われてしまいました。

次は担々麺にチャーシューを入れてもらい、そして餃子も食べてみたいと固く心に誓って店を後にした我々でした。