暮らすように旅をしてみる、ミラノ。

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ミラノといえばこのドゥオモとガレリアが定番イメージ。尖った先にいるのは天使。

イタリアにおけるミラノの位置づけは日本で言う東京みたいなところ。イタリア中からミラノで一旗揚げてやっかという感じで人が集まってくる。ちょっとなまったイタリア語を話していると、ツン、という感じで鼻で笑われるときもある。

イタリアは好きだし、ご飯美味しいし、人は優しくて親切で、日本とはかつて同盟を組んで戦争をしていたこともあるくらいだから、親日家も多く、日本のアニメは大人気だし、いいことばかりなんだけど、ミラノの街はどうも好きになれない。

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ドゥオモには上がることができる。上まで上がるとこんな感じ。自分がいたときは改修中で、その改修工事も親子三代で請け負うというような永い長い年月をかけて行われていく。なにしろデカイ、そして石。

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ここはガレリア、その中に「右足の踵をつけてクルッとまわると再びミラノを訪れることができる」という言い伝えの場所がある。

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ガレリアの天井。

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クリスマスシーズンはこんな感じのイルミネーションで飾られる。

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ミラノのメルカート(市場)をうろうろ。大根も売っていた、一本2ユーロ。大根の隣りにある野菜、フィニョッキというのだけど、美味しくて毎日食べていた。

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飯をつくっている図。よく食べていたのはやっぱりスパゲッティ。安いし美味い。日本と違って水道水は硬水なので、それも関係している気がする。

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完成。この日はステーキとスパゲッティでした。肉も安くて美味い。

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野菜はたいていバルサミコとオリーブオイル、塩で食べていた。というか、これが一番うまい。

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バルベーラというワインが美味しくて毎日飲んでいました。ボトル一本3ユーロくらいから。

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毎日通っていたバール(カフェ)。バール文化というのはイギリスで言うところのパブ。みな、自宅の近く、勤め先のそばに行きつけのバールがあり、朝はそこでエスプレッソやカプチーノを飲んで行く。ちなみにイタリアではカプチーノは朝食のときにしか飲まない。昼過ぎにカプチーノを頼むと変な顔をされる。もちろんやってくれるけど。カフェ巡りという文化はもちろんない。

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運河。ミラノには運河が多数ある。工業都市なので製品を外に運ぶのに運河が欠かせなかったそうです。ミラノの運河の設計はレオナルド・ダ・ヴィンチ。

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これで夕方の6時くらい。冬はなかなか陽が沈まない。その代わり夜明けは遅い。

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