わざわざ食べに行く価値のあるラーメン。　華乃蔵　千倉

ここを見つけたのはほんとに偶然でした。

腹が減ったので、Google検索を使って「ラーメン」と声に出していってみただけ。

そして検索の結果、もっとも近くにあったのがこの「房総千倉らーめん　華乃蔵」だったのだが。

Google Mapsのナビ機能を頼りに道を進むのだけど、すでに目的地で、見えても良いはずなのに、周りにあるのは民家ばかり。

仕方ない、お昼を食べずに行くしかないかと、道を引き返そうとした途端に民家の間を縫って一瞬見えた。

「あー、あったあった」と腹を空かせた我々は一目散に扉を開ける。

店構えはこんな感じなのです。民家です。

店の扉も普通の家、なんだか、人の家におじゃまする感じで玄関で靴を脱ぎ、部屋に通されると、そこが店内。

おしながきはこんな感じ。

腹が減っているところに、こんなに美味そうな単語をずらずらと並べられたら、「ぜんぶください」と言いそうになるところ、奥歯をぐっと噛み締めて「特製らーめん」をお願いしました。

待つことしばし。

褐色のスープ、煮玉子のキラっと光る黄身、めんまのたたずみ、ほうれん草のくて具合、チャーシューの圧倒的な存在感、そこに華を添えるネギ。

一気に食べました。

わざわざ、このらーめんを食べに千倉まで行く価値がある、そういうらーめんです。

華乃蔵　ホームページ