ミートショップ 立川（立川精肉店） カラっと揚がった旨い弁当
弁当をお願いして待っていると、次から次へと店の前にクルマが停まり、店に入ってくる。
「メンコロ頼んだなになにです。」
「はい、出来てますよ！」
「トンカツ弁当4つ頼みました。」
「はい、これね。」
みんな、出発前に電話で注文してから取りに来るのね。
いま厨房に立っているのがお母さん。唐揚げ製作中。
近所のおばさんもよく見かける。
「唐揚げ300グラム」
「はいよ！」
「今日、アジフライできる？」
「アジは今日ないよ。」
見ているとメンコロが一番人気みたい。自分がよく食べるのがトンカツ弁当。
自分も親父が市川病院へ入院していた時期はよくここで弁当を頼んでから世話に行っていた。病院を出て帰り際に弁当を受け取って行くのだ。たいていトンカツ弁当を食べていた。あとは唐揚げの単品にメンチとか。ここのメンチはでかいぞ。
店は後を継いだ息子とお父さん、お母さんでまわしている。
以前はもう少し右側、マルエツ寄りの商店街にあったのだけど、こっちに新規オープンしたみたい。
とりあえず座ってのんびり待てる、というわけでもなく、近所の年配のお客さんが世間話をしている椅子。
店に来てから弁当を頼むと、そこから揚げはじめるのでちょっと時間がかかる。作り置きしてないのがいいんだけどね。
待っている間の息子とお父さんの掛け合いを聞いているのが楽しい。なかなか和ませてくれる。
とはいえ雑誌も豊富、文芸春秋まである。
ちなみに注文は大声で言うといいです。お母さんの方は補聴器をつけているのだけどちょっと耳が遠いんだって。メモ用紙とペンが置いてあるので場合によってはそこに書くとより良いコミュニケーションがとれます。
ラインナップはこんな感じ。魚系は無い時もあります。
ここ、八幡小の時の同級生の家。ただ、自分と同級だったのは兄の方。継いで店に出ているのは弟。
「お兄ちゃん元気？」
「元気ですよ、毎日遅いんだよ、帰り。」
「そうなんだ大変だね。」
朝はそんなに早くからやってないです。夜も早い。
