食事中の会話はテーマが肝かな。

オリエンタルってさぁ、自国の風習を持ち込むよね。

だってほらチャイナタウンとかコリアンタウン、リトルトーキョーって何処にいってもあるじゃん、と最初に口火を切ったのは同じテーブルにいたアメリカ人だった。

えぇー、そーかなー、リトルイタリーって言うのも確かあったし、まぁ、いいんじゃないのと話を濁せるのは同胞同士だけ。

こういう話題が食事の席で提供されたら、お互いエクスプリシットに言葉を尽くし、議論の早い段階で結論を持っておかないと、いやーなモヤモヤが残る。

確かにオリエンタルの人たち、特に1世は風習もだけど他の人たちに溶け込んでいかないのが特徴と言える、かもしれない。

アメリカ(ユナイテッドステイツ)は今でこそ移民の土地とか言われているけど、
以前はアジア系の移民に対しては、この星の上では非常に厳しい国だったから、
アメリカ合衆国へ移民した人たちは、さまざまな苦労があったと思います。

それは “Chance as chinese” (いい言葉じゃないけど)っていう言い方にも名残が見受けられると思う。

アメリカは一時期、中国から女性の移民を禁じていて、異なる人種間の交配を法によって禁じていたから(いわゆるアジア系の人たちに対する人種隔離政策)、適齢期に結婚できずに独身のままの方が多くいます。

カリフォルニアあたりに行くと、独身組と呼ばれて公園で日中、碁をして過ごす人を今でも見かけると思う。

そして特に中国系、韓国系の人たちが独自の独立したシステムに育っていくのが特徴と言われていました。

けれど2世になるとこの傾向は薄まり、このため特に2世の人たちに接するときには、アメリカ人として見るように気をつけてくださいって言う注意もあります。

そして親の母国の人たちからアメリカ人として区別され、また母国からも区別して見られると、とても悲しく感じるっていう話を聞いたこともあります。

今でも留学先などのホームステイで受け入れ先が2世とわかると避ける日本人が多いらしいけど、彼らは言葉も生活習慣もアメリカ人だし。。。

じゃあ、たとえば、日本からワーキングホリデーとかで外国へ行って、
客も日本人、働いているのも日本人っていう居酒屋とかで働き、
言葉も覚えず、文化にも触れずってのはどーいう料簡なんでぇ。

寿陵の余子 邯鄲に行を学ぶ
未だ国能を得ざるに其の故き行を失う
直だ匍匐して帰るのみ

ちゃんちゃん。