医療と教育の充実、これがカストロの対合衆国政策の柱だった。

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キューバ。その昔、コロンブスによって発見され、スペインの植民地となった経緯から公用語はスペイン語。そして社会主義国家である。

いっときは合衆国との関係がソフト・ランディングするよね、と、現地の人々は言っていたが、トランプ政権になってから再び両者の関係は冷え込んでいるらしい。もちろんキューバ危機というのがあったくらいだから旧ソ連との関係は良好で、旧いアメ車以外に走っているクルマは“ラーダ”というロシアメイドのクルマや中国製のクルマも多く走っている。

日本との関係は、うーん、どうなんでしょう? 政治的には日本人が観光で入国する分にはビザが免除されています。

卓越しているのは医療制度。

医療の方針はプライマリケアの重視、医療費の公費負担率は95%、人口の10,000人に対する医師の数は68人、日本は23人、キューバの人口は1120万人、日本は1億2667万人。

そしてファミリードクター制を採用し、各地区に配属された医師が地域住民の健康状態を常に把握している。そして家庭医の基本は往診。さらに被災地に対する医師の海外派遣も積極的に行っている。そして素晴らしい眼科の技術も有していて輸出もしているそうだ。ラム酒と葉巻の国だと思っていたらとんでもないみたい。

そもそも、カストロ政権時代にアメリカに勝つには、まず教育だと熱心に力を入れたらしい。

日本はアメリカと戦争中に夜でも目がよく見えるように夜間トレーニングを欠かさなかったらしい、その一方、アメリカはその時レーダーの開発に注力していたそうだ。心が折れては闘いに勝てないけれど、精神だけでも勝てないのが闘いなのだ。そもそも、負けるが勝ちという考えを持つ民族は日本以外で聞いたことがない。

存在し続けるには意志と力が必要なのだ。

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国民すべてが高等教育まで受けるキューバ。識字率は100%。

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キューバ革命勝利の地、サンタ・クララ。