ハバナでヘミングウェイを巡る。

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というわけで、今日は一日ヘミングウェイ巡りをすることにした。

日本語表記だとアーネスト・ヘミングウェイと音を綴るけど、スペイン語の音を聴いているとエルネスト・エミングウエイと聴こえる。

ラテン語をルーツに持つロマンス言語系は「H」を発音しないからそうなるらしい。イタリア語もフランス語も「H」を読まないしね。

まずはタクシーでヘミングウエイのお家を目指す。
もちろん今は本人不在なので博物館として公開されているのだけど、この時は中へは入れなかった。湿気の多い季節は家の中の物が傷みやすいのですべてを閉めきって立ち入りできないのだ聞いた。

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とりあえず窓から中を除く。
ここは書斎でタイプライターがあるが、ヘミングウエイはここで立って執筆をしていたという。足元にはマットが敷いてあった。

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タイプライターの後ろにはこれでもかとの酒瓶。ヘミングウェイは酒飲みだと聞いていたけれど、これは少し誇張してる気もする。

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ダイニング
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反対側からのダイニングの眺め
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ヘミングウェイが釣りに使っていた船。舵の前には酒のボトルをホールドできるようになっている。船を操っていたときもお酒は欠かせなかったみたい。
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なんかこの椅子の並びが面白くて。文豪はここで作品の構想を練っていたのかな。
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敷地は広く木々が多いのだけどやはり雨季、むっとした湿度の高い空気が周りを覆い、
あまり長居をするのもなんなので街へ戻る。

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ハバナの街へ戻り、ヘミングウエイがハバナで滞在していたホテルへと向かう。そしてホテル、アンボス・ムンドスのヘミングウエイお気に入りの部屋からの眺め。向こうの端に見える辺りにはマーケットが立ち、いろいろと愉しい取引が行われているらしい。

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キューバはどこへ行っても植物が生き生きとしている。

タクシーを降りてかなり歩き(ハバナ旧市街のこの辺りはクルマ、自転車、バイクは立ち入り禁止の区域なのだ)いいかげん喉も乾いたし、ということで、ラ・ボデギータ・デル・メディオというヘミングウエイ行きつけのバーでモヒートを飲んでみる。

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グラスにミントの葉をこれでもかと入れてマドラーで潰し、そこへ砂糖とラムと氷を入れ、炭酸水を注ぐ。シェイクはしないのだ。

美味い。キューバの気候にあっていて、いくらでも飲めちゃう。実はキューバにいた時はほとんどクリスタルという地元のビールとピニャ・コラーダ、それにモヒートしか飲んでいなかった。

地元の人に言わせると「変わってるな」ということだったのだけど。ちなみにキューバへ行ったらクリスタルというビールは大変お勧めです。オリオンビールのように爽やかで美味い。

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モヒートのあまりの美味さに日本へ帰ってきてからも店で見つけて飲んでみたのだけど、どうもしっくりこない。なんか足りない、と、考え、思いついたのは、キューバの暑さと湿気、それに空気と太陽なんだなと思った。イタリアで美味い思ったワインを日本で飲んでもイマイチなのと一緒で、その土地の空気と水と人、そこで採れた材料がカラフルに綾なして美味いのだと感じた。豆腐とワインに旅をさせるなというし。

ハバナではないけれど、パリにいた頃のヘミングウエイの描写がとても面白いのだ、この映画。ヘミングウエイ、けっこう過激、というかかなり右な感じで描かれています。

ハバナではなく“HAVONA”という曲。キューバにいると何故かこの曲ばっかり聴いています。ジャコ・パストリアスのベースが素晴らしい。